吃音(どもり)とは

吃音(どもり)とは?

次に吃音とは?についての話です。吃音て何ですか?とか、どもりって何ですか?と聞かれた時にですね、一般的な回答としましては苦手な言葉とか単語とかが詰まって発言で出てこない事です、と、答えると思うんですけど、それだけじゃ何にもならないと言うか、吃音の解決には全く繋がらないですよね。そもそも吃音どもりって何なのかというのを具体的にどんな症状でどんな性質を持っているのかというような正しい吃音の知識をもつ必要があると思ってまして問題に対する理解を深める事によって確実に問題解決に繋がる訳です。

 

 

この吃音どもりの問題に関しては医学的にまだ解明されていないと言われていて、原因や正体がはっきりわからないという事です。だから色んな人が色々と好き勝手な事を言っているのが今の吃音問題の現状です。吃音を発達障害者とか発音・言語障害者とか、精神病とか、脳神経の欠損とか欠陥だとか。それは呼吸を矯正すればどもりが治るとか、腹式呼吸とか腹圧呼吸とか、横隔膜の減退とか、そういうものが引き起こす症状とか色んな本とかインターネットサイトとかコミュニティとかで色々言われてるんですね。そういう吃音どもりの情報が多すぎて何が正しくて何が間違っているのかというのが判断出来ない状態なんです。

 

 

これを聞いて医学的に解明されてないなら吃音を治療することなんてできないじゃないの?と思うと思いますけど、そんな事は全く無くて、吃音どもりという症状を観察していきますと医学的な根拠が無くても信ぴょう性のある解決策を導き出す事が出来るわけです。吃音が解明されてないというのはあくまで医学的な見地からですので、そういう問題は吃音に限らず山ほどあると思いますし、まだ医学的に解明されてない問題であっても実際に解決している問題もいくつもあるわけです。

 

 

その中でも吃音どもりに関しては心理的な要因というのが多分に影響してるのでどうしても医学的な根拠というのが問題の性質上導き出すのが難しいんです。人間の心の深層心理の問題になってくるので、まず吃音はそういうものなんだということで理解して欲しいと思います。吃音は治る問題です。

 

 

吃音とは特定の言葉が特定の場面で発声できなくなる現象であり特定の言葉というのは苦手意識をもった言葉のことですね。例えばありがとうという発言に苦手意識を持っていたとしたら、ありがとうと言う場面になると先に嫌な感情が湧いてきて、ありがとうの最初のあの言葉が詰まってしまって、言えない訳です。声が出てこないんですね。

 

 

特定の場面というのは基本的に人前です。人前と言っても人によっても変わってくるんですが苦手意識を持ってる人の前では特に言えなくなってしまうという事があります。会社の上司とか知らない人とか初対面の人とか特にそういう傾向にあります。でも人前で言えなくても一人になるとスラスラと流暢に発言できるという事があるんです。

 

 

また、学校の授業の本読みとかは吃音者にとって最大の難関だと思うんですが、これが一人での朗読ではなくて複数人の朗読の場合ではどもる事なくすらすら読めてしまうんですね。歌だと一人でもどもらないのは有名ですけど、歌とかお経とかですね。で、これもまた別の例なんですけど基本的に一人の空間ではどもらないという事が言われてるんですが、一人ではどもらないという事を強く意識し始めた途端に一人でもどもりになってしまう事があります。

 

 

僕、中村しょうがまさにこれだったんです。一人ではどもらないんだと必要以上に思うことによって一人の時にどもるようになってしまったんです。このセミナーの音声は一人で録っているんですけど、吃音を改善するまで一人で話す事すら満足に出来なかったんです。最初に吃音どもりというのは特定の場面で起こると言いましたけど、この場合では一人の空間が特定の場面になってしまった、という特殊な例です。

 

 

次に吃音は対人に関する問題だと言えますが、ここまで話した性質を見ますと、吃音というのは発声や発言、会話や言語の問題というより対人問題だと考えた方が正解に近いと言えます。一人の空間でもどもってしまう特殊な例もありますが、ほとんどは対人における場面で吃りは起こるんです。

 

 

一般的に吃音どもりには3つのタイプがあると言われてます。まず連発と言い、繰り返しと言われますがこれは言葉を繰り返す言語症状ですね。例えばパソコンと発声したいのにパパパパソコンと発言してしまう、そういう言語症状です。2つ目が伸発です。これは引き延ばしとも言われていて、言葉を引き伸ばす事ですけどパソコンと発言するつもりがパーソコンとか伸ばしてしまうんですね。

 

 

3つ目が難発という言語症です。通称ブロックとも言われていてこれが吃音者最大の苦しみで、はいが言えないなど、言葉が詰まって発声できないという言語症状です。難発(ブロック)=吃音(どもり)で、吃音というのは難発の事を指しています。難発=吃音なんです。今言った連発があって伸発があって難発がある訳ではなく難発そのものが吃音なんです。難発の言語症状があるからそれに伴って連発とか伸発とかの言語症が出てくるのです。

 

 

よく吃音どもりの原因で言われるのが子供の頃ですよね。幼児の頃から吃音どもりの連発が始まって小学校に就学した位までその症状が残っている人間はずっと子供・幼児の頃から吃音どもりが治らず吃音者としての人生を歩むとされてるんです。最初は連発の言語症からそこからだんだん伸発の言語症状も見られるようになり、だんだん成長していくにつれて徐々に難発(ブロック)の症状が出てくるようになり最終的には連発も伸発も徐々になくなっていって、最終的には難発に症状が以降していくという話です。そういう話はよく聞くと思いますが、この話を聞くと連発・伸発・難発が独立した言語障害として存在しているように見えるかもしれませんが違うんです。

 

 

もともと難発(ブロック)があっても幼児の頃はまだその症状に気づいてない段階なんです。でも、言葉が詰まって言えない、声が出ないという感覚は確かにあるんです。その感覚・違和感というのを抱えたまましゃべろうとするから、あああありがとうとか、おおおおはようございますとか、そういうしゃべり方になってしまうんです。これが連発です。

 

 

幼児から子供、大人へ成長するにつれて言葉が詰まって言えないという感覚がだんだん表面化していき、それを意識し始めるようになる事で本来の吃音どもりの形である難発(ブロック)へ完全に移行してしまうというロジックになってるんです。これは知らない人がほとんどで、みんな勘違いしている部分なんでこれは吃音どもりの原因として覚えておいて下さい。

 

 

 

 

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