吃音(どもり)症状

吃音どもり症の役目

次に吃音の役目という話でちょっと考えてほしいのですが吃音の役目=我々を苦しめる事。この公式は合っているか?です。これは当たり前だよと思うかもしれませんが、実はその考え方自体を変えてもらわないと吃音治療は難しいと思います。ということで正解はNOです。吃音どもりという症状は我々を苦しめる為に存在している訳ではないという事です。

 

 

これはどういう事かと言いますと、さっき言った内容を思い出して欲しいのですが、吃音症というのは精神的なストレスとか問題があって脳がそれらを危険だよと知らせてくれるシグナルなようなものだと話しましたよね。しかしあくまでシグナルですので本当の吃音の原因は別の所にあるのです。

 

吃音どもりの症状はあくまで結果であり産物でしかありません。自己防衛機能が起こすシグナル、表現でしかありません。吃音どもり原因は別の所にあるのにシグナルでしかない吃音という部分だけフォーカスしていると本当のどもりの原因は隠れてしまうのです。

 

 

例えば慢性の頭痛持ちの人がいたとして、頭痛の原因というのは精神的なストレスとか内臓のどこかに不具合があったとか、そういうのが原因となり体に現れているのに何かアスピリンとか変な頭痛薬を飲んでその場限りの痛みだけを抑えてしまうと思います。でもこれは頭痛の問題が全然解決してないのです。その頭痛を本質的に治すためには原因となっている精神的ストレスとか体の不具合を治す必要があるんです。

 

 

吃音どもりという症状はただのシグナルです。本来治すべき吃音の問題は別の所にあります。でも私中村しょうもそうでしたが、吃音者の方々はみんなそのシグナルだけを取り除こうとしていたのです。こういう風に考えるといくら吃音を治療しようとしても治す事が出来ないのです。

 

 

次に吃音センサーの働きについてですが、シグナルというのはあくまであなたの危険を知らせる防衛機能です。その防衛機能を取り除かないようにさせる仕組みが体のあちこちに張り巡らされていて、取り除こうとすればするほど更なる危険を察知してしまって吃音シグナルはより一層強くなってしまうのです。吃音というシグナルを取り除かせまいとするこの体の仕組みを私中村しょうは吃音センサーと呼んでいます。

 

 

どんなに本読みで発言や発声練習をしたり、挿入や随伴運動したりなど、小手先の吃音対策テクニックを使っても何をしても結局吃音が改善しないのはこの吃音センサーが機能しているからです。今の話から学んで欲しい事は、吃音はあなたの味方であり協力者であるという事です。

 

 

例えば女性が夜道を一人で歩いてたら怖いと思いますよね。でもこの怖いという感情が無かったらどうなると思います?すごく危険ですよね。いつか大変な事が起こりますよね?何が言いたいかと言うと、人間の全ての感情は自分を守る為に存在しているという事です。例えば人前でアガってしまうとか赤面してしまうとか、そういう感情というのは自分自身を守る為にあるんです。

 

 

一見ネガティブに思える感情でも実は肯定的な側面があるんです。ケガした時はすごく痛いし血が出て流血してしまうとすごく嫌な気分になると思います。でもその痛みがあるからこそ問題を察知する事ができるし傷薬塗ったりとか対処したりする事ができるじゃないですか。吃音どもりもこれと同じ原理だとすれば吃音と戦う事は味方・協力者と戦う事になるんです。

 

 

味方と戦っても傷つくのは自分ですよね。この防衛機能が吃音の役目です。これまでは吃音の症状自体が障害だとか苦しみとかそういうネガティブな側面しか無かったのですね。こういう部分を理解していないと吃音の矯正は難しくなってくると思います。

 

 

 

 

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