吃音と電話

吃音と電話

吃音は「どもり」とも言い、ハッキリとした原因は判明していません。原因がわからないので治療法も確立していません。

 

 

どもりに悩む人は仕事で電話を恐れます。「直接対話でどもってしまうのに、電話ならどもらないから平気」という人は存在しません。また他に、吃音者で電話を恐れる人の中には「相手の言うことがよく聞き取れない」という人がいます。そうした「聞き取れない人」は、相手が早口で話す事を恐れます。このような吃音状態では就職も難しいです。

 

 

しかし、自分の吃音どもりが気になって仕事で電話が怖い人は、同じように「電話が怖い」という人の立場になって、気持ちを理解できるはずです。

 

 

まず吃音者は、そうした「聞き取れない人」が電話の相手であると想定して、相手を思いやるのです。文節ごとにしっかり区切りながら、ゆっくりと話す事を意識してみましょう。

 

 

自分のどもりを出さないためではなく、あくまで相手のためと考えるのです。相手を気遣う方向に気をとられていると「自分がどもるのでは」という心配に気持ちが向かなくなります。

 

 

仮に仕事で電話を恐れる事のない人が電話の相手だったとしても、早口で聞き取りにくい話し方をあえて要求する人はいません。

 

 

電話ラッシュで何本もめまぐるしく仕事で電話応対をこなしているうちに、吃音者でも気がついたらまったくどもっていなかった、という声もあります。このケースでは、もしかしたら「あ、私どもってなかった」って意識した瞬間にどもりが出たのかもしれません。

 

 

ですが、こうした場数を電話等の仕事で踏むことで「どもりなく話す事もできる自分」を発見できれば、吃音どもりを治す事につながっていくのかもしれません。

 

 

 

 

 

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